1〜13巻までが半端なく面白いベルセルクの41巻を読んだ。
キャスカが記憶を取り戻してガッツと再会するという回なわけだが、やはりそう簡単に元通りにはならないよね、という感じだった。
バトルシーンはほとんどなく、平穏な回だったけど、その分ガッツの孤独感が強調されていて、切ない気持ちになった。
作者の三浦健太郎先生は、ベルセルクをハッピーエンドで終わらせるよう公言していたらしいから、それが見られなかったのは非常に残念でならない。
最後の方でガッツとグリフィスが再会するシーンが描かれている。その後がスタッフによって描かれるのか描かれないのか分からないけれど、グリフィスの泣いている表情はとても美しかった。