２０２２年に１０代でタイトル５冠を達成した藤井聡太くん。これは前代未聞のことであり、とんでもない記録だ。これを破る棋士は今後出てくるのだろうか。だが、羽生さんが５冠を達成したときも同じように言われていた。ここで歴代の５冠達成した棋士を見てみよう。
こうして見ると、近年になるにつれて５冠達成の年齢は若くなっている。とは言っても羽生さんの２２歳で５冠達成した記録がこうも早く破られるとは思わなかった。藤井聡太くんの強さは常識を超えているように思える。
現在の将棋の対局中継ではＡＩが使われていて、どちらが優勢なのか数値で見ることができる。昔はどちらが優勢なのか判断が難しかったが、ＡＩのおかげで将棋の知識がない人でも簡単に優劣がわかるようになった。
そのＡＩについて、ふたりの天才はこう言っていた。羽生さんは「ＡＩには恐怖心がない。だから相手の駒が迫ってきても嫌だと思わない。人間との体感に少し幅がある」と言っていた。
藤井聡太くんは「ＡＩの評価基準は形勢というよりは、勝ちやすさの指標と解すのが的確。人間にとっての勝ちやすさとは異なる場合がある」と言っていた。だが、そんなことを言っている藤井聡太くんは主にＡＩを使って将棋の勉強をしている。やはりプロの世界で将棋が強くなるにはＡＩが必要不可欠なようだ。
ちなみに私は過去に藤井聡太くんのラップの曲を作り、YouTubeにアップした。もし興味があれば、そちらも観ていただけると大変嬉しい。
【藤井聡太】将棋ラップ
